東京都 賃料上昇ランキング [2026年2月]1LDKは安定推移を継続

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東京都 賃料上昇ランキング [2026年2月]1LDKは安定推移を継続
不動産AIの「勝率一番」による、東京都の賃料上昇ランキングをご紹介。昨年同月比でそのエリアの賃料がどのぐらい変動したかを調べている。

本記事は、賃貸オーナーや不動産投資を検討している方が、エリア別・間取り別の賃料動向を把握し、募集条件の見直しやエリア選定の参考とすることを目的としたデータ整理記事である。

なおランキングは東京都の賃料の上昇割合で示している。記事内の表は自由に並べ替えることができるので、賃料順や昇順・降順の入れ替えなどを行ってみてほしい。

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平均賃料の全体推移と読み取れる傾向

※本グラフは、各月における間取り別平均賃料の前年同月比の推移を示している。
※市区町村ごとの個別要因は含まれていない点に留意が必要である。

ワンルームの動き

2月は前年比+0.19%と小幅なプラス圏を維持し、1月(+0.12%)からわずかに改善した。
2025年4月の+1.83%を頂点に乱高下が続いてきたが、直近2カ月は連続でプラス圏に入っており、緩やかな回復基調が定着しつつある状況だ。

立川市(+7.84%)やあきる野市(+6.38%)など多摩エリアでの突出した上昇が全体を下支えしており、エリア選択が賃料動向を左右しやすい間取りといえる。
一方で西東京市や調布市など同じ多摩エリア内でも下落するエリアがあり、エリア単位での動向確認が引き続き重要である。

1LDKの動き

1LDKは2月も+0.03%とほぼゼロに近い水準を維持し、2025年3月以降ほぼ一貫して±0.5%以内に収まる安定した推移が続いている。
他の間取りが大きく上下する局面においても変動幅が小さく、単身者・DINKS層を中心とした安定需要が賃料を支えている構造が読み取れる。

国立市(+1.87%)や武蔵村山市(+1.28%)など多摩エリアの一部では上昇が確認される一方、羽村市(-1.23%)や西東京市(-1.05%)はマイナスとなっており、エリアごとのばらつきは存在する。
引き続き大きな変動は見込みにくく、安定した推移が続くと考えられる。

2LDKの動き

2月の前年比は-0.14%と、1月(-0.36%)から改善傾向にあるものの、依然としてマイナス圏での推移が続いている。
2025年4月の-1.22%を底に全体としての持ち直しは続いているが、プラス転換には至っていない状況だ。

福生市(+2.38%)や武蔵村山市(+1.27%)など多摩西部エリアで上昇が見られる一方、立川市(-1.52%)や狛江市(-1.33%)はマイナスとなっており、エリアによる明暗が引き続き分かれている。
需給バランスの本格的な回復が待たれる間取りである。

3LDKの動き

3LDKは2月に-0.09%と、前月(+0.42%)から一転してマイナスへ転じた。
2025年12月の+0.92%を直近のピークとして、以降は上昇幅の縮小傾向が続いている。

福生市(+1.90%)や多摩市(+1.86%)など郊外エリアには上昇が集まる一方、新宿区(-2.27%)や千代田区(-2.08%)など都心部での下落が目立っており、エリアによる格差が拡大している状況だ。
ファミリー需要の底堅さは存在するものの、エリア選定の重要性が一段と高まっているといえる。

ワンルーム物件の平均賃料

2026年2月の東京都ワンルームでは、立川市が前年比+7.84%と突出した上昇を見せ、あきる野市(+6.38%)、東村山市(+2.33%)、武蔵村山市(+2.27%)が続いた。
国立市(+1.92%)や三鷹市(+1.69%)も堅調であり、多摩エリアを中心にワンルーム賃料の底上げが進んでいる。

一方、西東京市は-2.08%、調布市は-1.92%と下落しており、同じ多摩エリア内でもエリアによる二極化が鮮明だ。
全体の前年比は+0.19%と2カ月連続のプラスとなり、緩やかな回復基調が続いている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年2月
(万円)
2026年2月
(万円)
増減(%)
立川市5.15.57.84
あきる野市4.756.38
東村山市4.34.42.33
武蔵村山市4.44.52.27
国立市5.25.31.92
三鷹市5.961.69
千代田区13.313.40.75
清瀬市4.84.80
狛江市4.94.90
福生市5.65.60
町田市550
多摩市4.34.30
国分寺市550
東大和市5.15.10
日野市4.44.40
杉並区6.66.60
豊島区7.77.70
文京区9.19.10
新宿区9.89.80
渋谷区12.312.30
世田谷区7.47.40
江戸川区5.95.90
足立区6.36.30
小金井市5.15.10
八王子市4.24.20
小平市4.34.30
稲城市4.84.80
羽村市5.95.90
大田区7.17.10
北区6.86.80
中野区6.86.80
練馬区6.16.10
東久留米市4.64.60
中央区12.212.20
目黒区10.210.20
台東区9.29.20
江東区9.19.10
品川区990
府中市5.15.10
青梅市4.74.70
港区1413.9-0.71
墨田区8.68.5-1.16
荒川区7.27.1-1.39
武蔵野市76.9-1.43
板橋区6.56.4-1.54
葛飾区5.85.7-1.72
昭島市5.45.3-1.85
調布市5.25.1-1.92
西東京市4.84.7-2.08

1LDK物件の平均賃料

1LDKは国立市が前年比+1.87%でトップとなり、武蔵村山市(+1.28%)、東久留米市(+1.14%)、国分寺市(+0.90%)が続いた。
葛飾区(+0.84%)、狛江市(+0.83%)も上昇しており、多摩エリアおよび城東エリアの一部で緩やかな上昇が続いている。

一方で羽村市(-1.23%)や日野市(-1.09%)はマイナスとなっており、エリアごとのばらつきが広がっている状況だ。
全体の前年比は+0.03%とほぼ横ばいで、4間取りの中で最も変動幅が小さく安定した推移が続いている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年2月
(万円)
2026年2月
(万円)
増減(%)
国立市10.710.91.87
武蔵村山市7.87.91.28
東久留米市8.88.91.14
国分寺市11.111.20.9
葛飾区11.9120.84
狛江市12.112.20.83
杉並区14.514.60.69
北区14.414.50.69
渋谷区23.223.30.43
港区25.525.60.39
清瀬市8.68.60
千代田区21.421.40
大田区14140
武蔵野市14.814.80
世田谷区15.715.70
新宿区19.719.70
中央区20200
稲城市9.69.60
あきる野市6.86.80
荒川区14.614.60
目黒区20.320.30
福生市8.48.40
板橋区12.812.80
江東区16.116.10
江戸川区12120
墨田区15.515.50
足立区11110
練馬区12.212.20
台東区17170
中野区15.215.20
品川区18.118.10
八王子市8.58.50
東村山市8.38.30
青梅市7.77.70
文京区18.118.10
三鷹市12.312.30
調布市11.911.90
小平市8.98.90
昭島市8.88.80
東大和市8.18.10
多摩市9.69.60
豊島区16.216.1-0.62
小金井市11.311.2-0.88
府中市10.610.5-0.94
町田市10.210.1-0.98
立川市9.79.6-1.03
西東京市9.59.4-1.05
日野市9.29.1-1.09
羽村市8.18-1.23

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2LDK物件の平均賃料

2LDKでは福生市が前年比+2.38%でトップとなり、武蔵村山市(+1.27%)、東久留米市(+1.05%)、府中市(+0.78%)が続いた。
多摩エリア西部を中心に上昇エリアが集まる一方、立川市(-1.52%)や羽村市・青梅市・あきる野市(各-1.35%)など下落エリアも多く、同エリア内でも明暗が分かれている。

全体の前年比は-0.14%と前月(-0.36%)からは改善が見られるが、引き続きマイナス圏での推移だ。
需給バランスの回復がさらに進むかどうか、今後の動向が注目される。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年2月
(万円)
2026年2月
(万円)
増減(%)
福生市8.48.62.38
武蔵村山市7.981.27
東久留米市9.59.61.05
府中市12.9130.78
小金井市13.9140.72
練馬区14.414.50.69
国立市18.418.50.54
港区42.542.70.47
目黒区29.529.60.34
渋谷区40.440.50.25
板橋区18.618.60
江東区22.722.70
新宿区29.429.40
足立区14.914.90
葛飾区16.116.10
武蔵野市18.618.60
台東区22.122.10
清瀬市8.88.80
杉並区20.620.60
墨田区20.620.60
北区19.819.80
町田市11.111.10
三鷹市15.415.40
八王子市9.89.80
文京区24.424.40
豊島区24240
荒川区20.320.30
江戸川区15150
国分寺市13.713.70
品川区26260
東大和市9.39.30
調布市13.613.60
中央区28.928.8-0.35
世田谷区22.522.4-0.44
中野区2221.9-0.45
大田区2019.9-0.5
千代田区34.734.5-0.58
西東京市15.315.2-0.65
稲城市13.313.2-0.75
小平市12.212.1-0.82
多摩市11.411.3-0.88
日野市11.211.1-0.89
昭島市10.410.3-0.96
東村山市9.79.6-1.03
狛江市1514.8-1.33
羽村市7.47.3-1.35
青梅市7.47.3-1.35
あきる野市7.47.3-1.35
立川市13.213-1.52

3LDK物件の平均賃料

3LDKは福生市が前年比+1.90%でトップとなり、多摩市(+1.86%)、狛江市・八王子市(ともに+1.60%)が続いた。
渋谷区(+1.18%)や足立区(+1.15%)も堅調であり、郊外から都市部にかけて幅広いエリアで上昇が確認できる。

一方で羽村市(-3.81%)、青梅市(-3.19%)、新宿区(-2.27%)など下落幅が大きいエリアも目立っており、エリアによる格差が一段と拡大している状況だ。
全体の前年比は-0.09%と前月のプラス圏からマイナスへ転じており、引き続き動向を注視する必要がある。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年2月
(万円)
2026年2月
(万円)
増減(%)
福生市10.510.71.9
多摩市16.116.41.86
狛江市18.819.11.6
八王子市12.512.71.6
渋谷区59.259.91.18
足立区17.417.61.15
武蔵村山市9.59.61.05
三鷹市20.320.50.99
国立市21.321.50.94
東大和市10.810.90.93
中央区37.237.50.81
立川市13.313.40.75
台東区29.8300.67
港区62.863.20.64
府中市18.718.80.53
板橋区20.220.30.5
武蔵野市21.421.50.47
荒川区2424.10.42
品川区35.635.70.28
目黒区42.542.60.24
東村山市11.111.10
江東区25.725.70
豊島区29.429.40
小平市13.313.30
日野市14.314.30
葛飾区18.818.80
東久留米市11.411.40
大田区25.225.20
杉並区24.524.50
稲城市17.517.50
練馬区17170
調布市16160
中野区28.328.2-0.35
世田谷区27.227.1-0.37
墨田区24.824.7-0.4
北区22.722.6-0.44
江戸川区19.219.1-0.52
小金井市18.618.5-0.54
西東京市1413.9-0.71
町田市13.413.3-0.75
昭島市13.113-0.76
清瀬市9.39.2-1.08
文京区34.834.4-1.15
千代田区57.856.6-2.08
あきる野市9.49.2-2.13
国分寺市17.617.2-2.27
新宿区39.738.8-2.27
青梅市9.49.1-3.19
羽村市10.510.1-3.81

まとめ

2026年2月は、ワンルームが前年比+0.19%と2カ月連続のプラスを維持し、立川市やあきる野市など多摩エリアが全体を牽引した。
1LDKも+0.03%と安定した横ばい推移を続ける一方、2LDKはマイナス圏ながら改善傾向が見られ、3LDKは前月のプラスから一転してマイナスへ転じるなど、間取りごとに異なる動向が表れた月となった。

本ランキングを月次で継続的に確認することで、一時的な変動なのか、エリア特性や需要構造の変化によるトレンドなのかを、より立体的に把握しやすくなるだろう。
先月のランキング情報は以下より確認できるので、合わせてチェックしてもらいたい。

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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