東京都 賃料上昇ランキング [2026年9月]2LDK・3LDKが3カ月連続でプラス

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東京都 賃料上昇ランキング [2026年9月]2LDK・3LDKが3カ月連続でプラス
不動産AIの「勝率一番」による、東京都の賃料上昇ランキングをご紹介。昨年同月比でそのエリアの賃料がどのぐらい変動したかを調べている。

本記事は、賃貸オーナーや不動産投資を検討している方が、エリア別・間取り別の賃料動向を把握し、募集条件の見直しやエリア選定の参考とすることを目的としたデータ整理記事である。

なおランキングは東京都の賃料の上昇割合で示している。記事内の表は自由に並べ替えることができるので、賃料順や昇順・降順の入れ替えなどを行ってみてほしい。

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平均賃料の全体推移と読み取れる傾向

※本グラフは、各月における間取り別平均賃料の前年同月比の推移を示している。
※市区町村ごとの個別要因は含まれていない点に留意が必要である。

ワンルームの動き

ワンルームは9月に前年比+0.15%となり、8月の-0.08%から再びプラスへ転じた。
5月以降は+0.01%、-0.10%、+0.15%、-0.08%、+0.15%とプラスとマイナスが1カ月ごとに入れ替わっており、方向感の定まらない推移が続いている。

一方で振れ幅は±0.15%の範囲に収まっており、2025年9〜10月や2026年3〜4月に見られた-0.5%を超える落ち込みと比べると、落ち着いた動きといえる。
今月はあきる野市の大幅な上昇が全体を押し上げた面もあり、プラス基調が定着するかは来月以降の動きを見極めたい。

1LDKの動き

1LDKは9月に前年比-0.15%となり、グラフの13カ月間で最も低い水準となった。
マイナスは2026年1月(-0.05%)以来2回目であり、4月の+0.29%をピークに伸び幅は徐々に縮小してきた。

ただし13カ月の推移は-0.15%〜+0.29%のレンジに収まっており、4間取りのなかで最も変動の小さい間取りであることに変わりはない。
今月の下落は国立市や青梅市など一部エリアの影響が大きく、来月以降に再びプラス圏へ戻るかが注目される。

2LDKの動き

2LDKは9月に前年比+0.17%となり、7月(+0.14%)、8月(+0.07%)に続いて3カ月連続のプラスとなった。
3カ月続けてプラスとなるのはグラフの13カ月間で初めてであり、上昇幅も2025年10月(+0.34%)以来の高い水準である。

2025年11月から2026年6月にかけてはマイナス中心の推移であったことを踏まえると、上昇基調への転換が着実に進みつつあるとみられる。
多摩エリアを中心とした幅広い上昇が、全体の底上げにつながっている。

3LDKの動き

3LDKは9月に前年比+0.56%と、8月(+0.09%)から伸びが大きく拡大し、3カ月連続のプラスとなった。
上昇幅は2025年12月(+0.92%)以来の高さで、4間取りのなかで最も高い水準である。

13カ月の推移では-0.42%から+0.92%まで振れ幅が大きく、月ごとの変動が激しい傾向は今月も変わらない。
上昇・下落エリア数が拮抗するなか、清瀬市や青梅市など一部エリアの大幅な上昇が全体を押し上げた形であり、上昇基調の持続性は引き続き見極めが必要だ。

ワンルーム物件の平均賃料

2026年9月の東京都ワンルームでは、あきる野市が前年比+13.16%(3.8万円→4.3万円)と突出した上昇率となり、前月に-4.17%と下落していた東久留米市(+2.17%)、西東京市(+2.13%)が続いた。
都区部では足立区(+1.59%)、大田区(+1.41%)、文京区(+1.10%)がプラスを記録し、武蔵野市(+1.45%)でも1%台の伸びが見られる。

ただしあきる野市は前月に-4.44%と下落しており、前年同月の賃料水準の低さや取扱件数の少なさによる振れが影響している可能性がある点に留意したい。
下落側では千代田区が-5.22%と最も大きく、武蔵村山市(-2.17%)、小金井市・国立市(ともに-1.96%)が続いたが、49エリア中35エリアが前年と同水準であり、全体の前年比は+0.15%と前月のマイナスから再びプラスへ転じた。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年9月
(万円)
2026年9月
(万円)
増減(%)
あきる野市3.84.313.16
東久留米市4.64.72.17
西東京市4.74.82.13
足立区6.36.41.59
武蔵野市6.971.45
大田区7.17.21.41
文京区9.19.21.1
昭島市5.45.40
多摩市4.34.30
稲城市4.84.80
狛江市550
荒川区7.27.20
世田谷区7.47.40
台東区9.29.20
中央区12.212.20
羽村市5.95.90
板橋区6.56.50
江東区9.19.10
新宿区9.89.80
港区13.913.90
東村山市4.34.30
青梅市4.84.80
葛飾区5.85.80
町田市550
日野市4.44.40
豊島区7.77.70
江戸川区5.95.90
八王子市4.24.20
小平市4.34.30
北区6.86.80
品川区990
調布市5.25.20
府中市5.15.10
三鷹市5.95.90
東大和市5.15.10
国分寺市550
目黒区10.310.30
中野区6.86.80
練馬区6.16.10
渋谷区12.312.30
清瀬市4.74.70
立川市5.15.10
墨田区8.68.5-1.16
杉並区6.66.5-1.52
福生市5.55.4-1.82
小金井市5.15-1.96
国立市5.15-1.96
武蔵村山市4.64.5-2.17
千代田区13.412.7-5.22

1LDK物件の平均賃料

1LDKは羽村市が前年比+2.50%で3カ月連続のトップとなり、小金井市(+1.77%)、三鷹市(+1.64%)、立川市(+1.03%)が続いた。
都区部でも板橋区(+0.78%)、大田区(+0.71%)、世田谷区(+0.64%)、千代田区(+0.47%)がプラスを確保している。

一方、国立市が-5.50%(10.9万円→10.3万円)と大きく下落し、青梅市(-2.60%)、武蔵村山市(-1.28%)、東久留米市(-1.14%)もマイナスとなった。
下落エリア数(12)が上昇エリア数(8)を上回ったことで、全体の前年比は-0.15%と2026年1月以来のマイナスに転じたが、29エリアは前年と同水準を保っている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年9月
(万円)
2026年9月
(万円)
増減(%)
羽村市88.22.5
小金井市11.311.51.77
三鷹市12.212.41.64
立川市9.79.81.03
板橋区12.812.90.78
大田区1414.10.71
世田谷区15.715.80.64
千代田区21.421.50.47
福生市8.38.30
八王子市8.58.50
府中市10.610.60
中野区15.215.20
品川区18.118.10
清瀬市8.68.60
昭島市8.88.80
西東京市9.49.40
文京区18.118.10
杉並区14.514.50
中央区19.919.90
あきる野市6.86.80
江東区16.116.10
江戸川区12120
墨田区15.515.50
足立区11110
台東区17170
東村山市8.38.30
日野市9.29.20
多摩市9.79.70
豊島区16.216.20
武蔵野市14.814.80
小平市8.98.90
練馬区12.212.20
港区25.425.40
新宿区19.719.70
葛飾区11.911.90
渋谷区23.223.20
東大和市8.28.20
目黒区20.320.2-0.49
荒川区14.714.6-0.68
北区14.414.3-0.69
調布市1211.9-0.83
狛江市1211.9-0.83
国分寺市11.211.1-0.89
町田市10.210.1-0.98
稲城市9.69.5-1.04
東久留米市8.88.7-1.14
武蔵村山市7.87.7-1.28
青梅市7.77.5-2.6
国立市10.910.3-5.5

新着物件情報

埼玉県蕨駅 7,100万円 
7.45%

さいたま市桜区西浦和駅 6,342万円 
7.00%

幕張駅 1億3,219万円 6.50%

千葉市幕張駅 1億3,219万円
6.50%

2LDK物件の平均賃料

2LDKでは三鷹市が前年比+3.97%でトップとなり、稲城市(+3.01%)、羽村市(+2.74%)、清瀬市(+2.27%)が続いた。
多摩市(+1.74%)、青梅市(+1.35%)、狛江市(+1.33%)など多摩エリアで上昇が目立ち、都区部では大田区(+0.50%)、荒川区(+0.49%)、豊島区(+0.42%)がプラスとなっている。

下落側は福生市(-3.53%)が最も大きく、前月に続いてマイナスとなった東久留米市(-2.08%)や国分寺市(-1.46%)のほか、港区(-0.93%)、渋谷区(-0.74%)など都心部の一部でも軟調さが見られる。
上昇エリアは18、下落エリアは14となり、全体の前年比は+0.17%と3カ月連続のプラスで、前月(+0.07%)から伸びも拡大した。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年9月
(万円)
2026年9月
(万円)
増減(%)
三鷹市15.115.73.97
稲城市13.313.73.01
羽村市7.37.52.74
清瀬市8.892.27
多摩市11.511.71.74
青梅市7.47.51.35
狛江市1515.21.33
武蔵野市18.618.81.08
東大和市9.39.41.08
昭島市10.410.50.96
町田市1111.10.91
立川市13.213.30.76
調布市13.513.60.74
西東京市15.315.40.65
大田区2020.10.5
荒川区20.320.40.49
豊島区2424.10.42
中央区28.9290.35
あきる野市7.37.30
東村山市9.79.70
小金井市14140
新宿区29.429.40
墨田区20.720.70
世田谷区22.422.40
台東区22.122.10
文京区24.524.50
品川区26.126.10
北区19.819.80
小平市12.212.20
日野市11.211.20
板橋区18.718.70
中野区22220
練馬区14.414.40
府中市12.912.90
国立市18.318.30
江東区22.722.6-0.44
千代田区34.434.2-0.58
葛飾区16.216.1-0.62
足立区1514.9-0.67
江戸川区1514.9-0.67
渋谷区40.540.2-0.74
港区42.842.4-0.93
杉並区20.620.4-0.97
八王子市9.99.8-1.01
目黒区29.529.2-1.02
武蔵村山市87.9-1.25
国分寺市13.713.5-1.46
東久留米市9.69.4-2.08
福生市8.58.2-3.53

3LDK物件の平均賃料

3LDKは清瀬市が前年比+8.79%(9.1万円→9.9万円)と最も高い上昇率となり、青梅市(+6.38%)、羽村市(+3.96%)、東大和市(+3.88%)、稲城市(+3.49%)が続いた。
前月に-3.19%と下落していた狛江市が+2.75%へ転じたほか、都区部では千代田区(+2.54%)、新宿区(+1.99%)、北区(+1.76%)でも上昇が確認できる。

下落側は多摩市(-4.22%)、目黒区(-2.11%)、三鷹市(-1.97%)、町田市(-1.49%)、港区(-1.45%)が中心で、上昇・下落エリアはともに20と拮抗している。
それでも全体の前年比は+0.56%と4間取りで最も高く、多摩エリアでの大幅な上昇が全体を押し上げた構図だ。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年9月
(万円)
2026年9月
(万円)
増減(%)
清瀬市9.19.98.79
青梅市9.4106.38
羽村市10.110.53.96
東大和市10.310.73.88
稲城市17.217.83.49
国分寺市17.417.92.87
東村山市10.911.22.75
狛江市18.218.72.75
千代田区5960.52.54
西東京市13.914.22.16
小金井市18.6192.15
新宿区40.2411.99
福生市10.410.61.92
北区22.723.11.76
葛飾区18.8191.06
東久留米市11.311.40.88
江東区25.8260.78
日野市14.214.30.7
杉並区24.624.70.41
世田谷区27.227.30.37
豊島区29.529.50
小平市13.413.40
江戸川区19.319.30
府中市18.718.70
昭島市13.413.40
大田区25250
武蔵村山市9.49.40
立川市13.313.30
渋谷区58.858.80
台東区29.629.5-0.34
荒川区23.923.8-0.42
文京区35.335.1-0.57
練馬区17.117-0.58
中野区27.927.7-0.72
八王子市12.512.4-0.8
武蔵野市21.621.4-0.93
国立市21.321.1-0.94
板橋区20.320.1-0.99
あきる野市9.69.5-1.04
中央区37.136.7-1.08
品川区35.735.3-1.12
足立区17.517.3-1.14
墨田区24.924.6-1.2
調布市1615.8-1.25
港区62.161.2-1.45
町田市13.413.2-1.49
三鷹市20.319.9-1.97
目黒区42.741.8-2.11
多摩市16.615.9-4.22

まとめ

2026年9月の東京都は、ワンルーム(+0.15%)、2LDK(+0.17%)、3LDK(+0.56%)の3間取りが前年比プラスとなり、なかでも2LDK・3LDKは3カ月連続のプラスとなった。
1LDKは-0.15%と小幅なマイナスに転じたものの、29エリアが前年と同水準であり、国立市や青梅市など一部エリアの下落が影響した形である。
清瀬市の3LDK(+8.79%)や三鷹市の2LDK(+3.97%)、羽村市の1LDK(+2.50%)など、多摩エリアを中心に上昇の広がりが確認できる。

本ランキングを月次で継続的に確認することで、一時的な変動なのか、エリア特性や需要構造の変化によるトレンドなのかを、より立体的に把握しやすくなるだろう。
先月のランキング情報は以下より確認できるので、合わせてチェックしてもらいたい。

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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