東京都 賃料上昇ランキング [2026年8月]3間取りが2カ月連続プラス

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東京都 賃料上昇ランキング [2026年8月]3間取りが2カ月連続プラス
不動産AIの「勝率一番」による、東京都の賃料上昇ランキングをご紹介。昨年同月比でそのエリアの賃料がどのぐらい変動したかを調べている。

本記事は、賃貸オーナーや不動産投資を検討している方が、エリア別・間取り別の賃料動向を把握し、募集条件の見直しやエリア選定の参考とすることを目的としたデータ整理記事である。

なおランキングは東京都の賃料の上昇割合で示している。記事内の表は自由に並べ替えることができるので、賃料順や昇順・降順の入れ替えなどを行ってみてほしい。

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平均賃料の全体推移と読み取れる傾向

※本グラフは、各月における間取り別平均賃料の前年同月比の推移を示している。
※市区町村ごとの個別要因は含まれていない点に留意が必要である。

ワンルームの動き

ワンルームは8月に前年比-0.08%となり、7月の+0.15%から再びわずかなマイナスへ振れた。
13カ月の推移を見るとプラスとマイナスが交互に現れる展開が続いており、4間取りのなかで最も方向感の定まりにくい間取りである。

ただし2026年3〜4月の-0.5%前後の落ち込みと比べると、5月以降は±0.15%の範囲に収まっており、変動幅は縮小傾向を見せている。
多摩エリアでの上昇と一部エリアの下落が相殺し合い、ほぼ横ばいに近い水準で推移したとみられる。

1LDKの動き

1LDKは8月に前年比+0.05%と、7月(+0.10%)から伸びはやや鈍化したものの、プラス圏を維持した。
グラフ上で13カ月のうちマイナスとなったのは2026年1月(-0.05%)のみであり、4間取りで最も安定した推移が続いている。

2025年8月の+0.53%をピークに上昇幅は0〜0.3%程度の小幅なレンジに落ち着いており、大きな上下動を伴わない底堅さが特徴だ。
羽村市が2カ月連続でトップとなるなど、多摩西部の上昇が全体を下支えしている。

2LDKの動き

2LDKは8月に前年比+0.07%となり、7月(+0.14%)に続いて2カ月連続のプラスを確保した。
2カ月続けてプラスとなるのは2025年9〜10月以来であり、2025年11月以降のマイナス基調からの転換が徐々に定着しつつある。

上昇エリアは18、下落エリアは15と拮抗しているが、町田市や稲城市、立川市など多摩エリアでの伸びが全体を押し上げた。
上昇幅は前月から縮小しているため、今後もプラス圏を維持できるかが注目点となる。

3LDKの動き

3LDKは8月に前年比+0.09%と、7月(+0.24%)から伸びは縮小したものの、4間取りで最も高い水準を保った。
13カ月の推移では2025年12月の+0.92%から2025年11月の-0.42%まで振れ幅が最も大きく、月ごとの変動が激しい間取りである。

今月は下落エリア数(22)が上昇エリア数(18)を上回ったが、羽村市(+9.09%)やあきる野市(+4.30%)など一部エリアの大幅な上昇が全体をプラスに導いた格好だ。
振れ幅の大きさを踏まえると、2カ月連続のプラスが上昇基調への転換につながるかは、引き続き慎重に見極めたい。

ワンルーム物件の平均賃料

2026年8月の東京都ワンルームでは、昭島市が前年比+3.70%と最も高い上昇率となり、多摩市(+2.38%)、武蔵村山市(+2.27%)、西東京市(+2.13%)が続いた。
稲城市(+2.08%)、狛江市(+2.04%)でも2%台の伸びとなり、都区部では荒川区(+1.41%)、世田谷区(+1.35%)、台東区(+1.09%)がプラスを記録している。

下落側では立川市が-5.56%と最も大きく、前月(-13.79%)に続いて2カ月連続の大幅なマイナスとなったが、取扱件数の少なさによる振れが影響している可能性がある点に留意したい。
あきる野市(-4.44%)、前月トップの東久留米市(-4.17%)、清瀬市(-4.17%)も下落し、全体の前年比は-0.08%と7月のプラスからわずかにマイナスへ転じた。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年8月
(万円)
2026年8月
(万円)
増減(%)
昭島市5.45.63.7
多摩市4.24.32.38
武蔵村山市4.44.52.27
西東京市4.74.82.13
稲城市4.84.92.08
狛江市4.952.04
荒川区7.17.21.41
世田谷区7.47.51.35
台東区9.29.31.09
中央区12.212.30.82
千代田区13.113.20.76
羽村市5.95.90
福生市5.65.60
板橋区6.56.50
武蔵野市770
江東区9.19.10
新宿区9.89.80
港区14140
東村山市4.34.30
墨田区8.68.60
青梅市4.74.70
葛飾区5.85.80
町田市550
日野市4.44.40
豊島区7.77.70
江戸川区5.95.90
足立区6.36.30
八王子市4.24.20
小平市4.34.30
大田区7.17.10
北区6.86.80
品川区990
調布市5.25.20
杉並区6.66.60
府中市5.15.10
三鷹市5.95.90
東大和市5.15.10
国分寺市550
目黒区10.210.20
中野区6.86.80
練馬区6.16.10
渋谷区12.412.3-0.81
文京区9.29.1-1.09
小金井市5.15-1.96
国立市5.15-1.96
東久留米市4.84.6-4.17
清瀬市4.84.6-4.17
あきる野市4.54.3-4.44
立川市5.45.1-5.56

1LDK物件の平均賃料

1LDKは羽村市が前年比+2.50%で2カ月連続のトップとなり、福生市(+1.22%)、八王子市(+1.18%)、立川市(+1.03%)が続いた。
府中市(+0.94%)、小金井市(+0.89%)など多摩エリアに加え、千代田区(+0.94%)、板橋区(+0.78%)、中野区(+0.66%)、品川区(+0.55%)と都区部でもプラスが見られる。

下落は国立市(-2.78%)、東大和市(-1.22%)、国分寺市(-0.90%)などにとどまり、49エリア中31エリアが前年と同水準であった。
全体の前年比は+0.05%と、7月(+0.10%)から伸びは縮んだものの、プラス圏を保っている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年8月
(万円)
2026年8月
(万円)
増減(%)
羽村市88.22.5
福生市8.28.31.22
八王子市8.58.61.18
立川市9.79.81.03
府中市10.610.70.94
千代田区21.321.50.94
小金井市11.211.30.89
板橋区12.812.90.78
中野区15.115.20.66
品川区18.118.20.55
武蔵村山市7.77.70
清瀬市8.68.60
昭島市8.88.80
西東京市9.49.40
調布市12120
世田谷区15.715.70
三鷹市12.312.30
目黒区20.220.20
町田市10.110.10
文京区18.118.10
杉並区14.514.50
大田区14140
中央区20200
稲城市9.69.60
あきる野市6.86.80
荒川区14.614.60
江東区16.116.10
江戸川区12120
墨田区15.515.50
足立区11110
台東区17170
東村山市8.38.30
日野市9.29.20
多摩市9.79.70
豊島区16.216.20
武蔵野市14.814.80
小平市8.98.90
北区14.414.40
練馬区12.212.20
東久留米市8.88.80
青梅市7.67.60
港区25.525.4-0.39
新宿区19.819.7-0.51
狛江市12.112-0.83
葛飾区1211.9-0.83
渋谷区23.323.1-0.86
国分寺市11.111-0.9
東大和市8.28.1-1.22
国立市10.810.5-2.78

新着物件情報

埼玉県蕨駅 7,100万円 
7.45%

さいたま市桜区西浦和駅 6,342万円 
7.00%

幕張駅 1億3,219万円 6.50%

千葉市幕張駅 1億3,219万円
6.50%

2LDK物件の平均賃料

2LDKでは町田市が前年比+1.82%でトップとなり、稲城市・立川市(ともに+1.52%)、あきる野市・青梅市(ともに+1.37%)が続いた。
狛江市(+1.32%)、清瀬市(+1.15%)、東村山市(+1.03%)でも1%台の上昇となり、都区部では新宿区(+0.68%)、葛飾区(+0.62%)、大田区(+0.50%)がプラスを記録している。

一方、東久留米市(-3.09%)、西東京市(-1.30%)、国立市(-1.09%)、東大和市(-1.08%)は下落し、多摩北部の一部で軟調さが残る。
全体の前年比は+0.07%となり、7月に続いて2カ月連続のプラスである。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年8月
(万円)
2026年8月
(万円)
増減(%)
町田市1111.21.82
稲城市13.213.41.52
立川市13.213.41.52
あきる野市7.37.41.37
青梅市7.37.41.37
狛江市15.115.31.32
清瀬市8.78.81.15
東村山市9.79.81.03
昭島市10.310.40.97
多摩市11.511.60.87
小金井市13.813.90.72
新宿区29.229.40.68
葛飾区16.116.20.62
大田区2020.10.5
墨田区20.620.70.49
世田谷区22.422.50.45
中央区28.9290.35
千代田区34.634.70.29
武蔵野市18.718.70
羽村市7.47.40
国分寺市13.613.60
台東区22.122.10
豊島区24240
杉並区20.620.60
文京区24.524.50
品川区26.126.10
北区19.819.80
小平市12.212.20
日野市11.211.20
板橋区18.718.70
足立区15150
江戸川区15150
福生市8.38.30
武蔵村山市7.97.90
江東区22.722.6-0.44
中野区22.222.1-0.45
港区42.742.5-0.47
荒川区20.420.3-0.49
渋谷区40.440.2-0.5
三鷹市15.415.3-0.65
目黒区29.429.2-0.68
練馬区14.514.4-0.69
調布市13.613.5-0.74
府中市12.912.8-0.78
八王子市9.99.8-1.01
東大和市9.39.2-1.08
国立市18.418.2-1.09
西東京市15.415.2-1.3
東久留米市9.79.4-3.09

3LDK物件の平均賃料

3LDKは羽村市が前年比+9.09%(9.9万円→10.8万円)と突出し、あきる野市(+4.30%)、千代田区(+2.73%)、青梅市(+2.11%)、新宿区(+2.01%)が続いた。
前月に下落していた東久留米市(+1.82%)がプラスへ転じたほか、稲城市(+1.71%)、文京区・西東京市(ともに+1.44%)でも上昇が確認できる。

下落側は渋谷区(-3.64%)、狛江市(-3.19%)、福生市(-2.80%)、板橋区(-1.97%)が中心で、下落エリア数(22)は上昇エリア数(18)を上回っている。
全体の前年比は+0.09%と4間取りで最も高く、多摩西部の大幅な上昇が全体を押し上げた構図だ。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年8月
(万円)
2026年8月
(万円)
増減(%)
羽村市9.910.89.09
あきる野市9.39.74.3
千代田区58.660.22.73
青梅市9.59.72.11
新宿区39.840.62.01
東久留米市1111.21.82
稲城市17.517.81.71
文京区34.835.31.44
西東京市13.914.11.44
清瀬市9.69.71.04
豊島区29.129.41.03
北区22.622.80.88
江東区25.8260.78
小平市13.213.30.76
日野市14.214.30.7
国分寺市17.717.80.56
世田谷区27.127.20.37
中野区2828.10.36
墨田区24.924.90
杉並区24.524.50
江戸川区19.319.30
小金井市18.718.70
府中市18.718.70
荒川区23.823.80
練馬区17.117.10
昭島市13.413.40
調布市15.915.90
目黒区42.742.6-0.23
大田区24.924.8-0.4
葛飾区19.119-0.52
足立区17.417.3-0.57
港区62.762.3-0.64
町田市13.513.4-0.74
東村山市11.211.1-0.89
武蔵野市21.621.4-0.93
東大和市10.710.6-0.93
国立市21.321.1-0.94
三鷹市20.320.1-0.99
武蔵村山市9.79.6-1.03
多摩市16.216-1.23
台東区30.129.7-1.33
中央区37.236.7-1.34
品川区36.135.6-1.39
立川市13.413.2-1.49
八王子市12.512.3-1.6
板橋区20.319.9-1.97
福生市10.710.4-2.8
狛江市18.818.2-3.19
渋谷区60.458.2-3.64

まとめ

2026年8月の東京都は、1LDK(+0.05%)、2LDK(+0.07%)、3LDK(+0.09%)が2カ月連続で前年比プラスとなり、ワンルーム(-0.08%)も小幅なマイナスにとどまった。
羽村市の3LDK(+9.09%)・1LDK(+2.50%)や昭島市のワンルーム(+3.70%)、町田市の2LDK(+1.82%)など、多摩エリアを中心に上昇が確認できる。
4間取りの前年比はいずれも±0.1%以内に収まっており、全体としては落ち着いた推移のなかで緩やかなプラス基調が続いているといえる。

本ランキングを月次で継続的に確認することで、一時的な変動なのか、エリア特性や需要構造の変化によるトレンドなのかを、より立体的に把握しやすくなるだろう。
先月のランキング情報は以下より確認できるので、合わせてチェックしてもらいたい。

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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