千葉県 賃料上昇ランキング [2026年7月]1LDK・2LDKが横ばい圏へ改善

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千葉県 賃料上昇ランキング [2026年7月]1LDK・2LDKが横ばい圏へ改善
不動産AIの「勝率一番」による、千葉県の賃料上昇ランキングをご紹介。昨年同月比でそのエリアの賃料がどのぐらい変動したかを調べている。

本記事は、賃貸オーナーや不動産投資を検討している方が、エリア別・間取り別の賃料動向を把握し、募集条件の見直しやエリア選定の参考とすることを目的としたデータ整理記事である。

なおランキングは千葉県の賃料の上昇割合で示している。記事内の表は自由に並べ替えることができるので、賃料順や昇順・降順の入れ替えなどを行ってみてほしい。

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平均賃料の全体推移と読み取れる傾向

※本グラフは、各月における間取り別平均賃料の前年同月比の推移を示している。
※市区町村ごとの個別要因は含まれていない点に留意が必要である。

ワンルームの動き

ワンルームは7月に前年比-2.95%となり、6月(-2.03%)からマイナス幅がやや広がった。
鴨川市が-100.00%(6.0万円→0万円)と記録されているが、これは当月の比較対象データが欠落したことによる異常値であり、この一件が全体数値を大きく押し下げている。

上昇側では匝瑳市が+45.45%と突出したほか、大網白里市(+8.33%)、勝浦市(+6.90%)、山武市(+6.67%)が続いた。
松戸市(+5.36%)、白井市(+3.64%)など県北西部でも上昇が確認できる。

グラフ上の振れ幅は4間取りで引き続き最も大きく、物件数の少ないエリアの変動が全体を左右しやすい構造がうかがえる。
単月の数値のみで判断せず、複数月の推移で見ていきたい間取りだ。

1LDKの動き

1LDKは7月に前年比-0.22%と、6月(+1.19%)からわずかにマイナスへ振れたものの、ほぼ横ばい圏で推移している。
山武市が+7.94%でトップとなり、銚子市(+3.08%)、八街市(+2.82%)、白井市(+2.27%)が続いた。

東金市(+1.72%)、野田市(+1.43%)、千葉市緑区(+1.41%)でもプラスとなり、上昇エリアは県内各地に分散している。
一方、鴨川市(-11.59%)、旭市(-8.47%)の下落幅が大きく、全体をわずかに押し下げた。
グラフ推移を見ると、1LDKは2026年前半の落ち込みから水準を回復し、直近2カ月はゼロ近辺で安定した動きに移行しつつある。

2LDKの動き

2LDKは7月に前年比-0.12%と、6月の-2.48%から大きく改善し、4間取りで最もゼロに近い水準まで戻した。
館山市(+3.30%)を筆頭に、山武市(+3.03%)、匝瑳市・富津市(ともに+2.74%)が上位を占めている。

旭市(+1.64%)、銚子市(+1.54%)、市川市(+1.47%)でも上昇が見られ、県東部と北西部の双方に広がりが確認できた。
下落はいすみ市(-9.88%)、船橋市(-2.68%)、習志野市(-2.46%)が中心である。
前月まで続いていた-2%台のマイナス基調から一段の持ち直しを見せており、2LDKにとっては潮目の変化を示す月となった。

3LDKの動き

3LDKは7月に前年比-2.75%と、6月(-2.58%)に続いてマイナス圏で推移した。
鴨川市が-100.00%(17.7万円→0万円)と比較対象データの欠落による異常値を示しており、これが全体数値を実勢以上に押し下げている。

上昇側では南房総市が+19.16%、印西市が+15.00%、いすみ市が+14.46%と大幅なプラスを記録し、成田市(+5.66%)、大網白里市(+3.28%)でも伸びが見られた。
富里市(-24.32%)、香取市(-11.43%)など郊外エリアの下落も重なっており、グラフ上では変動の大きい状態が続く。
館山市・勝浦市・匝瑳市はデータが得られず、算出対象から外れている。

ワンルーム物件の平均賃料

2026年7月の千葉県ワンルームでは、匝瑳市が前年比+45.45%(2.2万円→3.2万円)と突出したが、これは対象物件数の少なさによる特異値と考えられる。
これを除くと大網白里市(+8.33%)、勝浦市(+6.90%)、山武市(+6.67%)、松戸市(+5.36%)が上位となり、白井市(+3.64%)、船橋市(+1.89%)、流山市(+1.72%)など県北西部でも上昇が確認できる。

下落側では鴨川市が-100.00%と記録されているが、これは当月の比較対象データが欠落したことによる異常値である。
実勢としてはいすみ市(-20.00%)、銚子市(-9.30%)、富里市(-9.26%)の下落が目立つ。
全体の前年比は-2.95%となり、香取市・南房総市は比較対象データが得られず算出対象から除外している。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

市区町村2025年7月
(万円)
2026年7月
(万円)
増減(%)
匝瑳市2.23.245.45
大網白里市3.63.98.33
勝浦市2.93.16.9
山武市33.26.67
松戸市5.65.95.36
白井市5.55.73.64
船橋市5.35.41.89
流山市5.85.91.72
木更津市6.36.41.59
千葉市中央区6.46.51.56
鎌ケ谷市550
君津市5.15.10
柏市5.45.40
市川市5.65.60
浦安市5.55.50
市原市3.93.90
習志野市5.35.30
千葉市稲毛区5.25.20
千葉市花見川区4.94.90
東金市440
千葉市美浜区7.47.3-1.35
千葉市若葉区5.55.4-1.82
佐倉市5.25.1-1.92
我孫子市4.94.8-2.04
富津市4.44.3-2.27
野田市4.34.2-2.33
茂原市3.23.1-3.13
四街道市5.55.3-3.64
八千代市5.25-3.85
旭市4.84.6-4.17
袖ケ浦市6.46.1-4.69
千葉市緑区4.13.9-4.88
成田市5.45.1-5.56
印西市3.23-6.25
館山市4.34-6.98
八街市5.24.8-7.69
富里市5.44.9-9.26
銚子市4.33.9-9.3
いすみ市3.52.8-20
鴨川市60-100
香取市00
南房総市00

1LDK物件の平均賃料

1LDKは山武市が前年比+7.94%でトップとなり、銚子市(+3.08%)、八街市(+2.82%)、白井市(+2.27%)が続いた。県東部を中心に上昇エリアが並んでいる。
東金市(+1.72%)、野田市(+1.43%)、千葉市緑区(+1.41%)、木更津市(+1.28%)、成田市(+1.27%)でもプラスとなり、上昇の裾野は県内各地に広がった。

一方、鴨川市(-11.59%)、旭市(-8.47%)は下落幅が大きく、我孫子市(-2.70%)、千葉市美浜区(-2.47%)でもマイナスとなっている。
全体の前年比は-0.22%と、前月(+1.19%)からわずかにマイナスへ振れたものの、ほぼ横ばい圏を保っている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

市区町村2025年7月
(万円)
2026年7月
(万円)
増減(%)
山武市6.36.87.94
銚子市6.56.73.08
八街市7.17.32.82
白井市8.892.27
東金市5.85.91.72
野田市77.11.43
千葉市緑区7.17.21.41
木更津市7.87.91.28
成田市7.981.27
いすみ市11110
匝瑳市6.66.60
香取市6.86.80
袖ケ浦市7.37.30
浦安市10.910.90
四街道市6.96.90
柏市9.29.20
君津市770
八千代市7.57.50
千葉市花見川区8.48.40
流山市9.39.30
鎌ケ谷市7.97.90
大網白里市6.86.80
市川市10.510.50
船橋市9.29.20
佐倉市7.37.30
千葉市中央区9.49.40
市原市7.57.50
習志野市8.78.70
松戸市8.68.60
茂原市6.46.40
千葉市稲毛区8.58.50
千葉市若葉区7.47.40
印西市8.18-1.23
富津市6.66.5-1.52
富里市6.26.1-1.61
館山市8.38.1-2.41
千葉市美浜区8.17.9-2.47
我孫子市7.47.2-2.7
旭市5.95.4-8.47
鴨川市6.96.1-11.59
勝浦市00
南房総市00

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2LDK物件の平均賃料

2LDKでは館山市が前年比+3.30%でトップとなり、山武市(+3.03%)、匝瑳市・富津市(ともに+2.74%)、旭市(+1.64%)が続いた。県東部・南部での堅調さが際立つ結果である。
銚子市(+1.54%)、富里市(+1.49%)、市川市(+1.47%)、四街道市(+1.41%)、成田市(+1.20%)、印西市(+1.19%)でも上昇が見られ、都市部にもプラスが広がっている。

下落はいすみ市(-9.88%)が最も大きく、船橋市(-2.68%)、習志野市(-2.46%)が続いた。
全体の前年比は-0.12%と、前月(-2.48%)から大きく改善し、4間取りで最も横ばいに近い水準まで戻している。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

市区町村2025年7月
(万円)
2026年7月
(万円)
増減(%)
館山市9.19.43.3
山武市6.66.83.03
匝瑳市7.37.52.74
富津市7.37.52.74
旭市6.16.21.64
銚子市6.56.61.54
富里市6.76.81.49
市川市13.613.81.47
四街道市7.17.21.41
成田市8.38.41.2
印西市8.48.51.19
東金市6.46.40
香取市770
千葉市若葉区880
我孫子市7.87.80
松戸市9.39.30
千葉市稲毛区8.68.60
市原市7.87.80
君津市6.96.90
流山市11.911.90
白井市7.87.80
佐倉市8.58.50
野田市7.17.10
袖ケ浦市770
勝浦市7.37.30
千葉市花見川区10.710.70
木更津市7.27.20
千葉市美浜区13130
南房総市17.317.30
浦安市15.415.3-0.65
柏市10.510.4-0.95
千葉市中央区10.410.3-0.96
鴨川市8.98.8-1.12
鎌ケ谷市8.78.6-1.15
八千代市8.68.5-1.16
千葉市緑区87.9-1.25
大網白里市6.96.8-1.45
八街市6.76.6-1.49
茂原市6.26.1-1.61
習志野市12.211.9-2.46
船橋市11.210.9-2.68
いすみ市8.17.3-9.88

3LDK物件の平均賃料

3LDKは南房総市が前年比+19.16%と最も高い上昇率を示し、印西市(+15.00%)、いすみ市(+14.46%)、成田市(+5.66%)が続いた。
いずれも対象データの少ないエリアを含むため、実勢以上の振れが含まれる点は考慮しておきたい。
大網白里市(+3.28%)、東金市(+2.94%)、富津市(+1.69%)、千葉市美浜区(+1.11%)、浦安市(+1.10%)でもプラスとなっている。

一方、鴨川市が-100.00%(17.7万円→0万円)と比較対象データの欠落による異常値を示したほか、富里市(-24.32%)、香取市(-11.43%)、八街市(-7.89%)で下落が目立つ。
全体の前年比は-2.75%と、前月(-2.58%)に続いてマイナス圏での推移が続いている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

市区町村2025年7月
(万円)
2026年7月
(万円)
増減(%)
南房総市16.719.919.16
印西市1011.515
いすみ市8.39.514.46
成田市10.611.25.66
大網白里市6.16.33.28
東金市6.872.94
富津市5.961.69
千葉市美浜区1818.21.11
浦安市18.118.31.1
市原市9.59.61.05
八千代市10.510.60.95
野田市11.811.90.85
茂原市6.46.40
千葉市花見川区13130
市川市15150
木更津市11.511.50
松戸市11.711.70
柏市13.213.20
流山市15.715.70
旭市660
銚子市12120
千葉市中央区14.614.5-0.68
習志野市13.613.5-0.74
船橋市12.412.3-0.81
四街道市10.710.6-0.93
千葉市若葉区8.88.7-1.14
白井市8.78.6-1.15
君津市6.66.5-1.52
山武市5.95.8-1.69
千葉市稲毛区11.411.2-1.75
我孫子市109.8-2
千葉市緑区11.110.8-2.7
佐倉市109.6-4
袖ケ浦市9.38.8-5.38
鎌ケ谷市1413.1-6.43
八街市7.67-7.89
香取市76.2-11.43
富里市7.45.6-24.32
鴨川市17.70-100
館山市00
勝浦市00
匝瑳市00

まとめ

2026年7月の千葉県は、1LDKが-0.22%、2LDKが-0.12%とほぼ横ばい圏まで戻した一方、ワンルーム(-2.95%)と3LDK(-2.75%)はマイナス圏で推移した。
とくに2LDKは前月の-2.48%から大きく改善しており、持ち直しの動きが明確である。

ただしワンルームの鴨川市や3LDKの鴨川市など、比較対象データの欠落による-100.00%の記録がいくつか含まれており、これらが全体の前年比を実勢以上に押し下げている点には注意が必要だ。
個別エリアでは山武市の1LDK(+7.94%)や館山市の2LDK(+3.30%)、印西市の3LDK(+15.00%)など県東部・南部を中心に上昇が確認でき、エリアを絞った見極めが引き続き有効といえる。

本ランキングを月次で継続的に確認することで、一時的な変動と、需要構造の変化によるトレンドを切り分けて把握しやすくなる。
賃貸募集条件の見直しやエリア選定を行う際の参考情報として活用してほしい。
先月のランキング情報は以下より確認できるので、合わせてチェックしてもらいたい。

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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