東京都 賃料上昇ランキング [2026年5月]多摩エリア主導で3LDKが上昇を継続

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東京都 賃料上昇ランキング [2026年5月]多摩エリア主導で3LDKが上昇を継続
不動産AIの「勝率一番」による、東京都の賃料上昇ランキングをご紹介。昨年同月比でそのエリアの賃料がどのぐらい変動したかを調べている。

本記事は、賃貸オーナーや不動産投資を検討している方が、エリア別・間取り別の賃料動向を把握し、募集条件の見直しやエリア選定の参考とすることを目的としたデータ整理記事である。

なおランキングは東京都の賃料の上昇割合で示している。記事内の表は自由に並べ替えることができるので、賃料順や昇順・降順の入れ替えなどを行ってみてほしい。

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平均賃料の全体推移と読み取れる傾向

※本グラフは、各月における間取り別平均賃料の前年同月比の推移を示している。
※市区町村ごとの個別要因は含まれていない点に留意が必要である。

ワンルームの動き

ワンルームは5月に前年比+0.01%とほぼゼロに近い水準となり、3・4月と続いたマイナス圏から辛うじてプラスに転じた。
国立市(+3.85%)、東村山市(+2.33%)、千代田区(+2.26%)、西東京市・あきる野市(ともに+2.13%)が上昇をけん引している。

一方、立川市が-3.77%と下落幅が大きく、武蔵村山市(-2.27%)、清瀬市(-2.13%)も引き続きマイナス圏にある。
グラフ上では2025年秋以降マイナス圏での推移が定着しており、今月は底打ちの兆しを見せているものの、回復の持続性は見極めが必要だ。

1LDKの動き

1LDKは5月に前年比+0.16%と、4月(+0.29%)からやや縮小したものの、プラス圏を維持している。
狛江市(+2.48%)、福生市(+2.41%)が上昇をけん引し、青梅市(+1.30%)、武蔵村山市(+1.28%)など多摩エリアへの上昇集中が続く。

目黒区(+0.50%)、渋谷区(+0.43%)など城南エリアでも上昇が確認でき、需要は多摩だけにとどまらない。
グラフ推移を見ると、4間取りの中で最も安定してプラス圏を推移しており、底堅い需要が継続している。

2LDKの動き

2LDKは5月の前年比が-0.20%と、3月(+0.02%)・4月(-0.02%)に続くマイナス圏への定着を示した。
武蔵村山市(+1.27%)、府中市(+0.78%)、渋谷区(+0.74%)など上昇エリアも散見されるが、狛江市(-2.00%)、足立区(-1.33%)、羽村市・あきる野市(ともに-1.35%)が全体を押し下げている。

グラフ上では2025年10月以降マイナス傾向が強まっており、都心・多摩の双方でマイナスが混在する構図が続く。
エリアによる明暗が鮮明であり、需給の読みにくい間取りとなっている。

3LDKの動き

3LDKは5月に前年比-0.09%と、4月(+0.19%)からマイナスに転じた。
狛江市(+3.78%)、あきる野市(+3.23%)、羽村市(+2.94%)が高い上昇率を示した一方、清瀬市(-4.30%)、千代田区(-3.60%)、昭島市(-3.03%)の大幅下落が全体を押し下げている。

グラフ推移を見ると、3LDKは月ごとの振れ幅が最も大きく、特定エリアの異常値が全体数値に影響しやすい構造となっている。
上昇エリアは多摩西部・城南に分布しており、ファミリー向け需要は局所的に底堅い動きを見せているといえる。

ワンルーム物件の平均賃料

2026年5月の東京都ワンルームでは、国立市が前年比+3.85%でトップとなり、東村山市(+2.33%)、千代田区(+2.26%)、西東京市・あきる野市(ともに+2.13%)が続いた。
上昇エリアは多摩中央部や郊外エリアに分散している。

下落側では立川市が-3.77%、武蔵村山市が-2.27%、清瀬市が-2.13%と多摩エリア内での下落が目立つ。
全体の前年比は+0.01%とほぼ横ばいで、特定エリアの大幅変動が全体を左右する構図は4月から継続している。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年5月
(万円)
2026年5月
(万円)
増減(%)
国立市5.25.43.85
東村山市4.34.42.33
千代田区13.313.62.26
西東京市4.74.82.13
あきる野市4.74.82.13
羽村市5.85.91.72
練馬区6.16.21.64
墨田区8.58.61.18
港区13.9140.72
青梅市4.74.70
葛飾区5.75.70
三鷹市5.95.90
文京区9.19.10
狛江市4.94.90
町田市550
多摩市4.34.30
国分寺市550
日野市4.44.40
豊島区7.77.70
新宿区9.89.80
渋谷区12.312.30
世田谷区7.47.40
江戸川区5.95.90
足立区6.36.30
小金井市5.15.10
八王子市4.24.20
小平市4.34.30
稲城市4.84.80
大田区7.17.10
北区6.86.80
中野区6.86.80
台東区9.29.20
江東区9.19.10
品川区990
調布市5.25.20
中央区12.212.20
武蔵野市770
福生市5.65.60
東久留米市4.64.60
昭島市5.45.40
目黒区10.210.1-0.98
荒川区7.27.1-1.39
杉並区6.66.5-1.52
板橋区6.56.4-1.54
東大和市5.15-1.96
府中市5.15-1.96
清瀬市4.74.6-2.13
武蔵村山市4.44.3-2.27
立川市5.35.1-3.77

1LDK物件の平均賃料

1LDKは狛江市が前年比+2.48%でトップとなり、福生市(+2.41%)、青梅市(+1.30%)、武蔵村山市(+1.28%)が続いた。
多摩エリアへの上昇集中は前月からの傾向が継続している。

目黒区(+0.50%)、渋谷区(+0.43%)など城南エリアでも上昇が見られ、マイナスは品川区(-0.55%)、武蔵野市(-0.68%)など限定的にとどまる。
全体の前年比は+0.16%と4間取りの中で最も安定したプラスを維持した。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年5月
(万円)
2026年5月
(万円)
増減(%)
狛江市12.112.42.48
福生市8.38.52.41
青梅市7.77.81.3
武蔵村山市7.87.91.28
清瀬市8.68.71.16
西東京市9.49.51.06
町田市10.110.20.99
国立市10.810.90.93
北区14.414.50.69
目黒区20.220.30.5
渋谷区23.323.40.43
国分寺市11.111.10
東久留米市8.88.80
小平市8.98.90
小金井市11.211.20
文京区18.118.10
新宿区19.719.70
葛飾区11.911.90
杉並区14.514.50
千代田区21.421.40
大田区14140
世田谷区15.715.70
中央区20200
稲城市9.69.60
あきる野市6.86.80
荒川区14.614.60
板橋区12.812.80
江東区16.116.10
江戸川区12120
墨田区15.515.50
足立区11110
練馬区12.212.20
台東区17170
中野区15.215.20
八王子市8.58.50
東村山市8.38.30
昭島市8.88.80
豊島区16.216.20
日野市9.29.20
港区25.525.50
三鷹市12.312.30
調布市11.911.90
羽村市880
品川区18.218.1-0.55
武蔵野市14.814.7-0.68
府中市10.610.5-0.94
多摩市9.79.6-1.03
立川市9.79.6-1.03
東大和市8.18-1.23

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2LDK物件の平均賃料

2LDKでは武蔵村山市が前年比+1.27%でトップとなり、府中市(+0.78%)、渋谷区(+0.74%)、調布市(+0.74%)が続いた。
千代田区(+0.58%)、北区(+0.51%)など都心・準都心でも上昇が確認できる。

一方、狛江市が-2.00%と大幅な下落を記録し、足立区(-1.33%)、羽村市・あきる野市(ともに-1.35%)もマイナス幅が大きい。
全体の前年比は-0.20%と3カ月連続でマイナス圏に沈んでおり、引き続きエリア選別が重要な間取りといえる。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年5月
(万円)
2026年5月
(万円)
増減(%)
武蔵村山市7.981.27
府中市12.9130.78
渋谷区40.440.70.74
調布市13.613.70.74
三鷹市15.315.40.65
千代田区34.534.70.58
北区19.819.90.51
江東区22.722.80.44
新宿区29.429.50.34
目黒区29.529.60.34
港区42.642.70.23
青梅市7.37.30
稲城市13.313.30
江戸川区15150
国立市18.418.40
東村山市9.79.70
品川区26260
板橋区18.618.60
葛飾区16.116.10
台東区22.122.10
町田市11.111.10
豊島区24240
荒川区20.320.30
国分寺市13.713.70
杉並区20.620.60
墨田区20.620.60
練馬区14.514.50
多摩市11.411.40
昭島市10.310.30
八王子市9.89.80
東大和市9.39.30
文京区24.524.4-0.41
世田谷区22.522.4-0.44
中野区2221.9-0.45
大田区2019.9-0.5
武蔵野市18.718.6-0.53
西東京市15.215.1-0.66
中央区28.928.7-0.69
小金井市1413.9-0.71
立川市13.213.1-0.76
小平市12.212.1-0.82
日野市11.211.1-0.89
東久留米市9.69.5-1.04
清瀬市8.88.7-1.14
福生市8.58.4-1.18
足立区1514.8-1.33
羽村市7.47.3-1.35
あきる野市7.47.3-1.35
狛江市1514.7-2

3LDK物件の平均賃料

3LDKは狛江市が前年比+3.78%でトップとなり、あきる野市(+3.23%)、羽村市(+2.94%)、福生市(+1.90%)が続いた。
多摩西部エリアが引き続き上位を占め、港区(+1.27%)、大田区(+1.20%)など城南エリアでも上昇が見られる。

一方、清瀬市が-4.30%、千代田区が-3.60%、昭島市が-3.03%と大幅な下落となっており、これらが全体数値を押し下げた。
全体の前年比は-0.09%と前月のプラスから再びマイナスに転じており、月ごとの振れ幅の大きさが3LDKの特徴として際立っている。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年5月
(万円)
2026年5月
(万円)
増減(%)
狛江市18.519.23.78
あきる野市9.39.63.23
羽村市10.210.52.94
福生市10.510.71.9
東久留米市11.311.51.77
八王子市12.512.71.6
港区62.963.71.27
大田区25.125.41.2
足立区17.417.61.15
中央区37.337.71.07
東大和市10.810.90.93
武蔵野市21.421.60.93
荒川区2424.20.83
豊島区29.329.50.68
板橋区20.220.30.5
三鷹市20.420.50.49
国立市21.321.40.47
中野区28.328.40.35
目黒区42.542.60.24
小平市13.213.20
立川市13.413.40
西東京市14140
調布市16160
墨田区24.724.70
日野市14.314.30
多摩市16.216.20
世田谷区27.127.10
台東区29.929.90
品川区35.735.6-0.28
文京区34.734.6-0.29
杉並区24.524.4-0.41
北区22.622.5-0.44
江戸川区19.219.1-0.52
葛飾区18.918.8-0.53
小金井市18.618.5-0.54
国分寺市17.517.4-0.57
練馬区17.117-0.58
町田市13.413.3-0.75
江東区25.825.6-0.78
新宿区39.639.2-1.01
府中市18.818.6-1.06
渋谷区59.658.9-1.17
稲城市17.517.2-1.71
武蔵村山市9.79.5-2.06
東村山市11.210.9-2.68
昭島市13.212.8-3.03
青梅市9.49.1-3.19
千代田区58.356.2-3.6
清瀬市9.38.9-4.3

まとめ

2026年5月は、1LDKが前年比+0.16%と唯一のプラスを維持し、多摩・城南エリアを中心に底堅い需要が続いた。
ワンルームはほぼゼロ水準に回帰した一方、2LDKは-0.20%・3LDKは-0.09%と引き続きマイナス圏で推移しており、特定エリアの大幅変動が全体数値に影響する構図が続いている。
間取りやエリアによる明暗が鮮明であり、個別の需給動向を踏まえた判断が求められる状況だ。

本ランキングを月次で継続的に確認することで、一時的な変動なのか、エリア特性や需要構造の変化によるトレンドなのかを、より立体的に把握しやすくなるだろう。
先月のランキング情報は以下より確認できるので、合わせてチェックしてもらいたい。

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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