東京都 賃料上昇ランキング [2026年4月]多摩エリア主導で3LDKが上昇を継続

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東京都 賃料上昇ランキング [2026年4月]多摩エリア主導で3LDKが上昇を継続
不動産AIの「勝率一番」による、東京都の賃料上昇ランキングをご紹介。昨年同月比でそのエリアの賃料がどのぐらい変動したかを調べている。

本記事は、賃貸オーナーや不動産投資を検討している方が、エリア別・間取り別の賃料動向を把握し、募集条件の見直しやエリア選定の参考とすることを目的としたデータ整理記事である。

なおランキングは東京都の賃料の上昇割合で示している。記事内の表は自由に並べ替えることができるので、賃料順や昇順・降順の入れ替えなどを行ってみてほしい。

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平均賃料の全体推移と読み取れる傾向

※本グラフは、各月における間取り別平均賃料の前年同月比の推移を示している。
※市区町村ごとの個別要因は含まれていない点に留意が必要である。

ワンルームの動き

4月は前年比-0.54%と3月(-0.48%)に続いてマイナス圏での推移となった。
上位は東村山市(+2.33%)、青梅市(+2.17%)、葛飾区(+1.75%)と多摩北東部や城東エリアが牽引している。

一方、立川市が-10.53%と突出した下落を示しており、あきる野市(-4.26%)、昭島市(-3.64%)もマイナス幅が大きい。
同じ多摩エリア内でも上昇と下落が混在し、エリア間のばらつきが際立つ状況だ。

2025年4月(+1.83%)の大幅プラスを起点に下落基調が定着しており、グラフ上でも低水準での推移が続いている。
単独エリアの大幅変動が全体数値を押し下げている点に留意が必要である。

1LDKの動き

1LDKは4月に前年比+0.29%を記録し、3月(+0.03%)から上昇幅が拡大した。
武蔵村山市(+2.60%)が突出した上昇を見せ、国分寺市(+1.82%)、青梅市(+1.32%)など多摩エリアに上昇が集中している。
新宿区(+0.51%)、文京区(+0.56%)など都心・準都心部でも上昇が確認でき、需要の広がりが読み取れる。

マイナスは羽村市(-1.25%)、調布市(-0.84%)など一部にとどまり、4間取りの中でも安定した推移を維持している。
グラフの推移を見ると、±0.5%前後で推移してきた1LDKが今月は+0.29%と上振れしており、今後の動向が注目される。

2LDKの動き

2LDKは4月に前年比-0.02%と、3月のプラス転換(+0.02%)から再びマイナスへ戻った。
青梅市(+2.78%)、府中市(+1.56%)、武蔵村山市(+1.27%)など多摩エリアが上昇を牽引する一方、立川市(-1.50%)、千代田区(-1.43%)、中野区(-1.36%)がマイナスを押し広げた。

都心部を含む下落エリアの影響が大きく、全体の数値は僅かながらマイナスに転じた。
プラス・マイナスが拮抗する状況にあり、回復基調の定着にはさらに時間を要する見込みだ。
上昇エリアと下落エリアが混在しており、エリアごとの選別が一層重要になっている。

3LDKの動き

3LDKは前年比+0.19%と、3月(+0.09%)からプラス幅が拡大した。
東久留米市(+3.57%)、あきる野市(+3.16%)、羽村市(+2.94%)、中野区(+2.87%)と多摩西部・城西エリアが広範な上昇を見せている。

荒川区(+1.68%)、大田区(+1.60%)など城南・城北エリアでも上昇が広がり、ファミリー向け需要の底堅さが確認できる。
清瀬市は-9.47%と大幅な下落を記録しており、全体数値への影響が懸念される特異な動きとして留意が必要だ。
全体としては4間取り中で最もプラス幅が大きく、ファミリー向け賃貸市場に堅調な動きが続いている。

ワンルーム物件の平均賃料

2026年4月の東京都ワンルームでは、東村山市が前年比+2.33%でトップとなり、青梅市(+2.17%)、葛飾区(+1.75%)、三鷹市(+1.69%)が続いた。
上昇エリアは多摩北東部と城東の一部に集中している。

一方、立川市は-10.53%と突出した下落を記録し、あきる野市(-4.26%)、昭島市(-3.64%)も大幅下落となった。
全体の前年比は-0.54%と2カ月連続のマイナスで、立川市をはじめとする多摩エリアの一部が全体を押し下げている状況だ。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年4月
(万円)
2026年4月
(万円)
増減(%)
東村山市4.34.42.33
青梅市4.64.72.17
葛飾区5.75.81.75
三鷹市5.961.69
文京区9.19.21.1
武蔵村山市4.54.50
西東京市4.84.80
荒川区7.17.10
国立市5.25.20
狛江市4.94.90
町田市550
多摩市4.34.30
国分寺市550
日野市4.44.40
杉並区6.66.60
豊島区7.77.70
新宿区9.89.80
渋谷区12.312.30
世田谷区7.47.40
江戸川区5.95.90
足立区6.36.30
小金井市5.15.10
八王子市4.24.20
小平市4.34.30
稲城市4.84.80
大田区7.17.10
北区6.86.80
中野区6.86.80
練馬区6.16.10
目黒区10.210.20
台東区9.29.20
江東区9.19.10
品川区990
港区14140
調布市5.25.20
東大和市550
千代田区13.413.3-0.75
中央区12.312.2-0.81
墨田区8.68.5-1.16
武蔵野市76.9-1.43
板橋区6.56.4-1.54
福生市5.75.6-1.75
府中市5.15-1.96
清瀬市4.74.6-2.13
東久留米市4.74.6-2.13
羽村市65.8-3.33
昭島市5.55.3-3.64
あきる野市4.74.5-4.26
立川市5.75.1-10.53

1LDK物件の平均賃料

1LDKは武蔵村山市が前年比+2.60%でトップとなり、国分寺市(+1.82%)、青梅市(+1.32%)、福生市(+1.20%)が続いた。
清瀬市(+1.16%)、東久留米市・小平市(ともに+1.14%)など多摩エリアへの上昇集中が際立っている。

新宿区(+0.51%)や文京区(+0.56%)でも上昇が見られ、需要は多摩エリアにとどまらず準都心部にも広がりつつある。
マイナスは港区(-0.39%)、羽村市(-1.25%)など一部にとどまり、全体の前年比は+0.29%と4間取り中で最もプラス幅が大きい月となった。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年4月
(万円)
2026年4月
(万円)
増減(%)
武蔵村山市7.77.92.6
国分寺市1111.21.82
青梅市7.67.71.32
福生市8.38.41.2
清瀬市8.68.71.16
東久留米市8.88.91.14
小平市8.88.91.14
西東京市9.49.51.06
多摩市9.69.71.04
立川市9.69.71.04
町田市10.110.20.99
小金井市11.211.30.89
狛江市12.112.20.83
北区14.414.50.69
武蔵野市14.714.80.68
文京区1818.10.56
新宿区19.719.80.51
葛飾区11.911.90
渋谷区23.323.30
国立市10.810.80
杉並区14.514.50
千代田区21.421.40
大田区14140
世田谷区15.715.70
中央区20200
稲城市9.69.60
あきる野市6.86.80
荒川区14.614.60
目黒区20.220.20
板橋区12.812.80
江東区16.116.10
江戸川区12120
墨田区15.515.50
足立区11110
練馬区12.212.20
台東区17170
中野区15.215.20
品川区18.118.10
八王子市8.58.50
東村山市8.38.30
昭島市8.88.80
東大和市8.18.10
豊島区16.216.20
日野市9.29.20
港区25.625.5-0.39
三鷹市12.312.2-0.81
調布市11.911.8-0.84
府中市10.610.5-0.94
羽村市87.9-1.25

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2LDK物件の平均賃料

2LDKでは青梅市が前年比+2.78%でトップとなり、府中市(+1.56%)、武蔵村山市(+1.27%)、福生市(+1.19%)が続いた。
新宿区(+1.02%)、渋谷区(+0.74%)など都心・準都心部でも上昇が確認でき、上昇の広がりはある。

立川市(-1.50%)、千代田区(-1.43%)、中野区(-1.36%)など都心・多摩の双方でマイナスが出ており、全体の前年比は-0.02%と前月のプラス転換から再び小幅マイナスに戻った。
プラスとマイナスが拮抗するなか、エリアによる明暗が引き続き鮮明な間取りといえる。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年4月
(万円)
2026年4月
(万円)
増減(%)
青梅市7.27.42.78
府中市12.8131.56
武蔵村山市7.981.27
福生市8.48.51.19
清瀬市8.88.91.14
新宿区29.329.61.02
稲城市13.313.40.75
渋谷区40.340.60.74
調布市13.613.70.74
小金井市13.9140.72
目黒区29.429.60.68
江戸川区1515.10.67
狛江市1515.10.67
国立市18.318.40.55
東村山市9.89.80
武蔵野市18.718.70
文京区24.524.50
品川区26260
板橋区18.618.60
江東区22.722.70
葛飾区16.116.10
台東区22.122.10
北区19.819.80
町田市11.111.10
三鷹市15.415.40
豊島区24240
世田谷区22.422.40
大田区20200
西東京市15.215.20
小平市12.112.10
日野市11.211.20
荒川区20.320.30
国分寺市13.613.60
港区42.742.6-0.23
中央区28.928.8-0.35
杉並区20.620.5-0.49
墨田区20.620.5-0.49
練馬区14.514.4-0.69
多摩市11.611.5-0.86
昭島市10.410.3-0.96
八王子市9.99.8-1.01
東久留米市9.79.6-1.03
東大和市9.59.4-1.05
足立区1514.8-1.33
羽村市7.57.4-1.33
あきる野市7.47.3-1.35
中野区22.121.8-1.36
千代田区3534.5-1.43
立川市13.313.1-1.5

3LDK物件の平均賃料

3LDKは東久留米市が前年比+3.57%でトップ、あきる野市(+3.16%)、羽村市(+2.94%)、中野区(+2.87%)が続いた。
多摩西部エリアが引き続き全体を牽引するなかで、荒川区(+1.68%)、大田区(+1.60%)など城北・城南エリアにも上昇が広がっている。

清瀬市が-9.47%と突出した下落を記録しており、特異な動きとして全体数値への影響に留意が必要だ。
台東区(-1.00%)、葛飾区(-1.05%)などもマイナスとなった。
全体の前年比は+0.19%と前月(+0.09%)からプラス幅が拡大し、ファミリー向け物件の底堅さが確認できる。

データテーブル(並べ替えや検索が可能です)

2025年4月
(万円)
2026年4月
(万円)
増減(%)
東久留米市11.211.63.57
あきる野市9.59.83.16
羽村市10.210.52.94
中野区27.928.72.87
福生市10.610.81.89
荒川区23.824.21.68
大田区2525.41.6
小平市13.113.31.53
立川市13.213.41.52
青梅市9.19.21.1
狛江市1919.21.05
板橋区20.120.31
杉並区24.324.50.82
八王子市12.612.70.79
新宿区39.639.90.76
西東京市13.9140.72
豊島区29.229.40.68
調布市15.815.90.63
練馬区1717.10.59
文京区34.734.90.58
稲城市17.417.50.57
中央区37.237.40.54
北区22.622.70.44
墨田区24.624.60
渋谷区60600
東村山市11110
江東区25.725.70
日野市14.214.20
江戸川区19.219.20
国立市21.421.40
三鷹市20.320.30
足立区17.517.50
多摩市16.116.10
東大和市10.810.80
世田谷区27.227.1-0.37
武蔵野市21.621.5-0.46
府中市18.818.7-0.53
小金井市18.718.6-0.53
町田市13.413.3-0.75
千代田区58.658.1-0.85
目黒区4342.6-0.93
港区62.862.2-0.96
台東区3029.7-1
武蔵村山市9.79.6-1.03
葛飾区1918.8-1.05
品川区35.935.5-1.11
国分寺市17.817.6-1.12
昭島市13.112.9-1.53
清瀬市9.58.6-9.47

まとめ

2026年4月は、3LDKが前年比+0.19%と前月から上昇幅を拡大し、1LDKも+0.29%と好調を維持するなど、ファミリー向け・DINKS向け間取りに底堅い動きが続いた。
一方、ワンルームは-0.54%、2LDKは-0.02%と小幅なマイナスが続いており、立川市をはじめとする特定エリアの大幅変動が全体数値を押し下げている点に注意が必要だ。
間取りやエリアによる明暗が鮮明であり、個別の需給状況や地域特性を踏まえた慎重な判断が引き続き求められる。

本ランキングを月次で継続的に確認することで、一時的な変動なのか、エリア特性や需要構造の変化によるトレンドなのかを、より立体的に把握しやすくなるだろう。
先月のランキング情報は以下より確認できるので、合わせてチェックしてもらいたい。

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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