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こんにちは、TSON不動産AI研究所です。
今回は「不動産投資で失敗しないためには、事業計画と収支シミュレーションが必要」というテーマでお話ししていきます。学校のテストと同様に、不動産投資も「あとでいいや」と先延ばすと大変なことになります。実際に物件を購入する際、多くの人は借金をして大金を動かすことになります。もし計画を立てずに失敗してしまった場合、赤字が積み重なって「持っているだけで損」「売っても損」という状況になるかもしれません。そうならないためにも、しっかりと事業計画を立てることが重要です。

不動産投資と事業計画の必要性

不動産投資とは名ばかりで、実際には「不動産賃貸事業」を行うことと同じです。投資額が大きいため、物件選びや資金調達に失敗すると取り返しがつかない可能性があります。
中には「家賃収入が安定しているなら大丈夫」「不労所得で悠々自適」と考える方もいるかもしれません。しかし物件が古くなるほど修繕費もかかり、家賃が下がるリスクも避けられません。さらに、最終的には物件を売却するタイミングも訪れます。そのときに残債以上の値段で売れれば良いのですが、もし売却価格が借金残高を下回ると、その差額を自分の pocket(ポケット)から支払わなければいけなくなります。

こうしたリスクを回避するために欠かせないのが「事業計画」です。全体のロードマップと、個別物件ごとの収支シミュレーションをしっかり行いましょう。

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事業計画は「全体」と「個別」の2種類

1. 全体の事業計画

まずは10年・20年先など、長期的な目標を設定しましょう。たとえば「月間キャッシュフロー100万円を目指したい」「資産を10億円規模にしたい」など、どのような状態になりたいかを明確に描きます。そこから逆算して、「どのタイミングでどんな規模・種類の物件をどのくらい保有していたら実現できるか」を考えるのです。もちろん、将来を正確に予測するのは不可能です。しかし目標を明確にしておくことで、投資判断の基準がぶれにくくなります。

2. 個別の事業計画(収支シミュレーション)

全体計画を具体化するには、個別物件の事業計画が必要になります。ここでは、買おうとしている物件ごとに「家賃収入」「借入金利や期間」「修繕費用」「入居率」「最終的な売却価格」などを想定し、総合的に収益をシミュレーションします。銀行から事業計画書の提出を求められた場合、通常は個別計画を出すことになります。

個別の事業計画の作り方

個別の事業計画を作るためには、「情報収集」「想定と計算」 の2つが欠かせません。

1. 情報収集

  • 物件情報
  • 物件価格、そのうち土地価格はどれくらいか
  • 構造(木造、RCなど)
  • 築年数
  • 相続税路線価、固定資産税額
  • 登記簿や謄本を取り、実際と書類が一致しているか確認
  • 資金情報
  • 自己資金額(自分で把握できる部分)
  • 借入可能額、融資利率、融資年数など(銀行や提携ローンに確認)

2. 想定と計算

  • 事業に関する前提条件の設定
  • 家賃下落率: 築年数の経過や周辺相場から、家賃がどれだけ下がるかを見込む
  • 経費率: 管理会社へ支払う管理費や火災保険などで、家賃の5〜10%程度が一般的
  • 入居率: 満室でも退去期間や次の入居者決定までの空室期間を考慮する(実質100%にはならない)
  • 売却時の利回り: 10年後・20年後に物件を売る際、近隣の築年数・構造が類似の物件がどの利回りで売られているかを参考にして推定する
  • 計算で求められる数値
  • 再取得価格: 土地・建物の情報からシステム的に算出
  • 月次返済額: ローン電卓や表計算ソフトで簡単に算出
  • これらを踏まえたキャッシュフローの計算

シミュレーションはエクセルなどを使い、収益(家賃)や支出(ローン返済や経費)を年ごと・月ごとに入力していくだけです。一見難しそうですが、やること自体はシンプル。むしろ重要なのは前提条件をいかにリアルに設定するかという部分になります。

まとめ:シミュレーションを数多くこなそう

不動産投資は物件の購入から始まり、賃貸運営を経て最終的に売却するまでが一連の流れです。計画を立てずにスタートすれば、想定外の修繕費や空室リスクで赤字を垂れ流すことになりかねません。そのためにも、

  1. 全体の事業計画(10年・20年後の自分の理想像を設定)
  2. 個別の事業計画(購入を検討する物件ごとのシミュレーション)

の2段構えで、リスクを把握しておくことが肝心です。

収支シミュレーションのダウンロードはここから

詳しい内容は動画でもチェックしてみてください。

【不動産投資】誰でもできる事業計画書・収支シミュレーションの作り方【AI研究所Vol.3】

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増澤 貞昌

増澤 貞昌

不動産投資家 宅地建物取引士 令和3年行政書士試験合格

新卒で株式会社リクルートに入社したのち、20代のうちに起業する。
2014年株式会社鎌倉新書取締役に就任、同社はマザーズに上場(現在はプライム市場)。
リーマンショック後に個人で不動産投資を始める。地方築古、区分マンション、民泊運営、中古RC、新築RCなどの投資を経験。
自身のITスキルを活かして、情報収集ツールや物件の収益分析ツールを自作し、最小の労力で最良の意思決定をすることを強みにしている。
京都大学農学部卒業。

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